こんにちはJunです。
今回は『使える禅』という本を読み、実際に『禅』というものを7日間、実践しました。
その中で感じた僕なりの感想です。
こちらの内容を詳しく記事にしています。
先日こちらのツイートをしました。
週一の読書10冊目📚
『3週間続ければ一生が変わる』という本の中で
毎日『瞑想』をすると良い
ということが書かれていたので、今回は『禅』のことを『枡野 俊明 先生』から学びたいと思います。
一言でいえば仏教で
インド🇮🇳➡️中国🇨🇳➡️日本🇯🇵へ
と伝わってきたものです。姿勢と呼吸を意識する🧎♂️ pic.twitter.com/tWFYmmeune
— ジュン@インドネシア語検定C級に向けて勉強中 (@Jun_nesia) March 4, 2020
今回読んだ本はこちら
マンガでストーリーが描かれているので、とてもわかり易かったです。
習慣化について学びたかったら、こちらの本もあわせて読んでみて下さい。
そもそも禅とは?
インドの仏教に、中国の思想が加わって生まれたのが『禅宗』です。
日本では鎌倉時代に広がります。
この禅宗における独自の思想を『禅』と呼ぶのですが、最大の特徴は『禅即行動』で
を重んじています。
『禅』は学問として頭で知識を学ぶのではなく、身体を通して自分で体得するのが大事だということですね。
『使える禅』を読んでみた【感想】3つのポイント
今回は『使える禅』を読んでみた感想を
以上3つのポイントで解説して行きます。
習慣
先ずは『習慣』についての感想です。
多くの著書で『習慣』の大事さは書かれていますが、まさか『禅』の本の中で出て来るとは思っていなかったので、正直ビックリしました。
それと同時に
やっぱり『習慣』って大事なんだなぁ…
と改めて思い、深く自分自身に落とし込むことができました。
『禅』でいう具体的な習慣はこちらです。
早起きする
こちらは
ということです。
当然のことながら、早く起きることで時間に余裕ができます。
時間に余裕ができると、不思議と気持ちにも余裕が出てくるんですね。
何事にも余裕を持つということが大事、だということがこのことでわかりました。
換気をする
朝起きてから
外の空気が入って来て部屋の中の空気が入れ替わり、新しい朝を気分よく迎えることが出来ます。
『今日も一日始めるぞ~!』
というスイッチを押す感覚に近いなぁと思いました。
掃除をする
普段よりも早起きすると時間ができますよね?
短時間でも構いません。
掃除を行うことで、自分自身の心も洗われるような気分になります。
5分でも10分でも良いので、あなたの部屋を毎日掃除する習慣を作りましょう。
曜日ごとに振り分けて小まめに掃除をして行けば、気付いたら常に綺麗な部屋を保つことが出来ます。
気分も良くなりますよ。
因みに僕が行っている掃除はこんな感じです。
火:部屋の(2/3)
水:部屋の(3/3)
木:上にある物の拭き掃除
金:トイレ
土:お風呂場・脱衣所
日:玄関・キッチン
細かく部屋を三分割に掃除をするようにしました。
本当にちょっとずつです。
1日:5~15分
程度の掃除ですね。
これを始めて変わったことは、、、
部屋が綺麗になったということもそうですが、心がすっきりするというか部屋の掃除と共に心の掃除もされているように思います。
だから思考をするときに、邪魔なものが無く頭がさえるようになりました。
日に日に部屋が綺麗になっていくことも、気分が良くて楽しいものです。
今現在こちらのを書いている時点では『禅』を行い始めて7日目になります。
まだ自分の中に深く落とし込めてはいませんが
正直にいうと
『やってよかった~』
と心から思えていて、まさに『禅即行動』ですね。
身体で体得してきている実感がわいてきています。
坐禅
続いて『坐禅』についての感想です。
『坐禅』の基本はこちら
調身・調息・調心
説明すると
調息(ちょうそく):呼吸を調える
調心(ちょうしん):心を調える
ということです。
禅修行の基本で、静かに坐り身体を調えることで、心も自然に調えられていきます。
思考しない
人間は常に思考している生き物です。
もちろん坐禅中にも、頭に色々な考えが浮かびます。
・仕事のこと
・恋人のこと
・家族のこと
・人間関係での悩み事や心配事
・最近起きた悩み事や心配事 など
これらのような色々なことを頭で考えるでしょう。
坐禅中に大事なのは、このようなあらゆる考えを頭にとどめず、次から次へ流していくことです。
そうすることで、やがて何も考えない心地よい時間が来ます。
本来『坐禅』は40分程度行うものなんですが、始めは短い時間から行いましょう。
僕が実際に行っている『坐禅』は大体「5~15分程度」です。
それでも坐禅が終わったら、頭がすっきりして軽くなっているのを実感します。
頭の中の思考が整理されている感じですね。
実はつい最近、職場で人間関係のトラブルがあったのですが、悩みは『坐禅』で全部吹っ飛びました。
そしてちゃんとそのトラブルと向き合う勇気が出て、対応することができたのです。
早速『坐禅』の効果がありましたね。
『禅』には本当に感謝しています。
禅語
続いて『禅語』についての感想です。
『禅語』とは、禅の教えが凝縮された言葉のことをいいます。
こちらでは僕が特に好きな禅語を
以上、3つほど紹介します。
不思善不思悪(ふしぜんふしあく)
善をも思わず悪をも思わず、善悪という物の見方をしないという意味です。
・損か得か
・好きか嫌いか
などの相対的な軸で、物事をとらえることを戒めています。
自分の考えに否定的な意見が出てきたら
『自分が正しくて相手が間違っている』
こう思ってしまうこと、、、ありませんか?
まさにこの状況がそうでして、誰しも自分の考えは正しいと思っています。
だとしても、その時点で相手の意見が間違っていると判断するのは、少々早すぎるのではないでしょうか。
もしかしたら相手は、あなたが気付いていない部分に気付いているのかもしれませんよ?
もしくは相手の意見も、見方を変えたらある意味正しいことなのかもしれません。
このように色々な状況を考慮する必要があります。
この『不思善不思悪』は、そういったことを教えてくれているように思います。
禅即行動(ぜんそくこうどう)
『禅』では実践すること、動くことを重視します。
あれやこれやと理由を付けて行動する前にあきらめたり、先延ばししたりすることには意味がないという考えです。
失敗や経験は、そこから教訓を学ぶことができれば、それ自体が『財産』となります。
そういったものを得るためには、先ずは実践することが必要です。
自分の手や足を使って実際に実践しなければ、経験をすることは出来ません。
だから
『とにかく行動しよう!』
ということを、この『禅即行動』は伝えています。
一期一会(いちごいちえ)
こちらはご存じの方も多くいるのではないでしょうか。
実はこの言葉は『禅語』だったんですね。
この『一期一会』はもともと茶席での心得を表しています。
・『一会』とはたった一度だけの出会い
を指します。
つまり
『生涯で唯一の出会い』です。
職場や家族、友人など頻繁に合う人であっても、その相手と過ごした時間が戻ってくることは二度とありません。
そういったことを考えていたら、毎日のように顔を合わす『人』に対してもっと心をこめて接しよう、と思うようになりました。
あなたは大丈夫ですか?
・あの人だから
といって、身近な人のことを蔑ろにしてしまっていませんか…?
それは無い…
と、本当に言い切れますか?
もし心当たりがあったのであれば、その感覚を今日から変えてみてください。
そしてその相手をもう少し大事にしてあげましょう。
こういったことを
『一期一会』
は伝えているんだと思います。
まとめ:短い時間から始めてみよう
今回は『使える禅』を読んだ感想を書きました。
最後におさらいです
『禅』を行うことで、新たに正しい習慣を作ることができます。
『調身・調息・調心』を意識する
普段から姿勢や呼吸を調えることで心が調うので、驚くことに毎日のパフォーマンスが上がりました。
このことは僕自身が、7日間『禅』を実践して実際に感じたことです。
物事を習慣化させるには3週間必要だといいますが、この『禅』に関しては2~3日で十分かなぁ…
と個人的には思います。
実際にやればわかると思いますが、すぐに効果を感じるので…
続けない理由を探す方が難しいです。
ということで、僕はこれからも『禅即行動』を続けていきます。
あなたが今よりも良い『習慣や環境』を望むのであれば、この『使える禅』はオススメです。
こちらで紹介していないことが、まだたくさん書いてありますので…
習慣化させるために必要なことは、こちらの本で学べます。
おしまい
以上です
ありがとうございました
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